追悼 平岡篤頼先生 (助手・辻村永樹)

早稲田大学名誉教授で文芸専修の初代主任でもあった平岡篤頼先生が、5月18日にご逝去されました。ここに追悼の意を表するとともに、先生のご冥福をおいのりいたします。

先生は近現代フランス文学がご専門で、とくにヌーボー・ロマンをはやくから日本に紹介したひとりでした。その方面の翻訳に、アラン・ロブ=グリエ「迷路のなかで」「快楽の漸進的横滑り」、マルグリット・デュラス「ロル・V・シュタインの歓喜」、クロード・シモン「路面電車」「フランドルへの道」などがあります。「フランドルへの道」の翻訳でクローデル賞を受賞されています。

また、小説家としても活躍されていました。「消えた煙突」「赤い罌粟の花」は芥川賞の候補にもなりました。

そのほかのご著書に、「変容と試行」「文学の動機」(河出書房新社)、「パリふたたび」(小沢書店)などがあります。この3冊は文芸専修室においてあります。

参考:
文芸専修卒業生、コラムニスト勝谷誠彦氏の日記サイト『勝谷誠彦の××な日々。』より2005年05月19日

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by waseda-bungei | 2005-05-19 12:15 | ひと