ジャン・エシュノーズ+関口涼子 『ラヴェル』を巡って


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あの仏文が
ぼくらにも興味深い講演会を開催してくれるということで
告知致します。

4月17日(木)
18:00〜21:00
33-2 第一会議室

もちろん通訳付きですので、ご安心を。
詳しくはこちらで。


ジャン・エシュノーズ(1947〜)

1979年『グリニッジ子午線』(未邦訳)でデビュー。
1983年『チェロキー』でメディシス賞
1999年『ぼくは行くよ』でフランスの芥川賞とでも言うべきゴンクール賞受賞。
ミニュイ社というかつてヌーヴォー・ロマンの牙城だった出版社から
十数作の小説を出版している通り、
名実ともに
現代フランス文学を牽引する作家。
今回は2006年に出版され
最近翻訳もされた『ラヴェル』について
著者自身と、
詩人としても早くからご活躍で、この作品の翻訳者、
関口涼子さんとの対談形式になるようです。


この『ラヴェル』という作品は
確かに
ヌーヴォー・ロマンの痕跡をとどめつつも
読みにくいことがまったくありません。
読んでいてここちのいい文体でさえあります。
そう、ちょうど、
「ボレロ」のような
推進力で語られていきます。
そう、まさに、ちょうど
ラヴェルが「スイスの時計職人」と言われたように。
けれど
最晩年のラヴェルには
「スイスの時計職人」と言われた芸術家としては
あまりに皮肉な結末が待っているんです(涙)。
100ページちょっとの分量ですので
この機会に
読んでみてはいかがでしょう。
きっと泣く人もいるかと思います。
ちなみに助手もちょっとだけ泣けました。
このエシュノーズの『ラヴェル』、文芸専修室に所蔵していますので
興味のある方はどうぞ。
 
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by waseda-bungei | 2008-04-12 10:04 | 講演会