文芸専修、文芸・ジャーナリズム論系合同懇親会




『宴』


今回は
文芸・ジャーナリズム論系と合同で懇親会を行います。
志を同じくする者同士、交流を深めましょう。

日時:5月7日(水)18:30~

場所:西北の風

(26号館大隈記念タワー15階)

会費:1000円
(前払いは仮設校舎3階の論系室もしくは専修室まで、当日飛び入りも大歓迎)


パーティメニュー:

オードブル盛合わせ(鴨スモーク・スモークサーモン・八幡巻きほか)

冷菜の盛合わせ(真鯛のカルパッチョ)

フレッシュサラダ

ピザ&揚げ物2種

ローストビーフ

パスタ又はチヂミ

デザート


ドリンク(飲み放題、もちろんソフトドリンクもあるよ)


西北の風は15階という場所だけあって
とっても見晴らしがいいんです。
しかもメニューはひとり4000円超相当、
さらには
先生方も多数いらっしゃいます、
しかもしかも無礼講です(たぶん)。
安い(値段が)、うまい、高い(場所が)
三拍子そろったパーティー、
皆さん、こぞって参加しましょう。

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# by waseda-bungei | 2008-04-23 16:12 | その他

絵本を嗤う者は文学に泣く


名作と呼び声高い作品を中心に
専修室に絵本をたくさん配架させてもらいましたので報告いたします。


・さとうはるおくんがうさぎになっちゃった名作絵本
相野谷由起『うさぎのさとうくん』
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・もはや古典的名作
レイモンド・ブリッグズ
『ゆきだるま(スノーマン)』

あの暖かい絵でもほろりとさせる
愛する父と母への鎮魂
『エセルとアーネスト』
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・シャルル・ペローの『ロバの皮』からインスピレーションを受けた
繊細なタッチ、色使いで目をひきつける、
オードリー・フォンドカヴの絵と
内田也哉子の文という豪華なコラボ作品、
『わたしのロバと王女』
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・フランス独自の製本職人(ルリユール)を
あたたかいまなざしで描く
日本でもフランス本国でも話題になった本、
いせひでこ『ルリユールおじさん』
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・すみません、タイトルだけで注文してしまいました、
でもねじめ正一、谷川俊太郎、まどみちお
などなど
アンソロジーになっていて
注文して正解、
小池昌代編、スズキコージ画
『かさぶたってどんなぶた』
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・さらにもうひとつ、
椅子から転げ落ちるほど大胆且つ細心なタッチ
スズキコージ『エンソくんきしゃにのる』
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・数秒で読み切れてしまうけれど、それが実に惜しい、
谷川俊太郎・原詩、飯野和好・絵『おならうた』
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・すみません、これも、タイトルだけでグッときて注文してしまいましたが
はずれであるはずがありません
長谷川集平『ホームランを打ったことのない君に』
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・さらにもうひとつ
森永ヒ素ミルク事件を取り上げる
涙なしでは読めない名作
長谷川集平『はせがわくんきらいや』
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・ひとめ見て、ぬぉぉと唸って鼻も膨らんでしまう絵のタッチ、
黒田愛『三匹のぶたの話』
黒田さんは若くして既に故人となられていて
念願の絵本作家としてのデビューが残念なことに遺作となってしまいました。
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・ジ・青山南翻訳絵本シリーズ
カフカの『変身』にインスピレーションを受けた
ローレンス・デイヴィッド・文
デルフィーン・デュラーンド・絵
『ぼく、ムシになっちゃった』
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もうタイトルがダメだ(いい意味で)
ベネディクト・ブラスウェイト・作
『あおだすすめすすめ』
『きゅうこうだいそげいそげ』
『でっかいしごとだいくぞいくぞ』
『おいかけるぞおいかけるぞ』
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・そして最後に
絵本作家そのものに関する本を。
絵だけじゃなくて写真もいっぱい
『ジョン・バーニンガム わたしの絵本、わたしの人生』
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・ディック・ブルーナ、エリック・カール、
クェンティン・ブレイク、ジョン・バーニンガム、
レイモンド・ブリッグズ、M.B.ゴフスタイン、
6名の童話作家特集
『海外の絵本作家たち』(別冊『太陽』スペシャル)
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・なお、文芸・ジャーナリズム論系には
エドワード・ゴーリーがこれでもかとそろえられています。
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# by waseda-bungei | 2008-04-23 15:39 |

別冊早稲田文学③のこと

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早稲田文学アーカイブ集第三弾!

別冊早稲田文学③


早稲田文学会から届いております。
三年生以上の文芸専修の学生は
専修室(33-2号館3階)まで取りに来て下さい。
相変わらず錚々たる顔ぶれ、
今まで読む機会に恵まれなかった作家たちを読んで
新たな発見をするのにちょうどよいアンソロジーです。



★童話作家以前の象徴派っぽい雰囲気、小川未明「薔薇と巫女」

★大正時代に既にこんなのあったのか!
暴走するメタフィクション、相馬泰三「卒倒」

★風貌よろしく、なんだか牛のよだれで愛撫されるような文体、室生犀星「鞠」

★ロシアか日本か、
揺れ動く樺太の中央高地に暮らす赤貧の姉弟の翻弄があまりに痛切、
宮内寒彌「中央高地」

★そりゃ、この人、モテる、しゃーない、壇一雄「帰心」

★そして誰も居なくなる、戦時中の都市を淡々と描いた、上林暁「風前の灯」

★ファルスとしての戦争をあぶりだす傑作短篇、火野葦平「碑と旗」

★なにかがとぐろを巻いて待ち構えているよう
あまりに不穏な、中井英夫「死者の誘い」


★そして
2007年度の卒論から
最も素晴らしかった作品
山田洋久「キング・クリムゾンの宮殿」


などなど
主なものを挙げてみました。
個人的にはとりわけ
宮内寒彌「中央高地」と火野葦平「碑と旗」を読んで
椅子から転げ落ちました。


皆さん、読みましょう。
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# by waseda-bungei | 2008-04-22 14:08 |

ジャン・エシュノーズ+関口涼子 『ラヴェル』を巡って


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あの仏文が
ぼくらにも興味深い講演会を開催してくれるということで
告知致します。

4月17日(木)
18:00〜21:00
33-2 第一会議室

もちろん通訳付きですので、ご安心を。
詳しくはこちらで。


ジャン・エシュノーズ(1947〜)

1979年『グリニッジ子午線』(未邦訳)でデビュー。
1983年『チェロキー』でメディシス賞
1999年『ぼくは行くよ』でフランスの芥川賞とでも言うべきゴンクール賞受賞。
ミニュイ社というかつてヌーヴォー・ロマンの牙城だった出版社から
十数作の小説を出版している通り、
名実ともに
現代フランス文学を牽引する作家。
今回は2006年に出版され
最近翻訳もされた『ラヴェル』について
著者自身と、
詩人としても早くからご活躍で、この作品の翻訳者、
関口涼子さんとの対談形式になるようです。


この『ラヴェル』という作品は
確かに
ヌーヴォー・ロマンの痕跡をとどめつつも
読みにくいことがまったくありません。
読んでいてここちのいい文体でさえあります。
そう、ちょうど、
「ボレロ」のような
推進力で語られていきます。
そう、まさに、ちょうど
ラヴェルが「スイスの時計職人」と言われたように。
けれど
最晩年のラヴェルには
「スイスの時計職人」と言われた芸術家としては
あまりに皮肉な結末が待っているんです(涙)。
100ページちょっとの分量ですので
この機会に
読んでみてはいかがでしょう。
きっと泣く人もいるかと思います。
ちなみに助手もちょっとだけ泣けました。
このエシュノーズの『ラヴェル』、文芸専修室に所蔵していますので
興味のある方はどうぞ。
 
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# by waseda-bungei | 2008-04-12 10:04 | 講演会

Factory Girl

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ウォーホルのミューズ、
「気が遠くなるほどの長い脚の持ち主」(by 《ヴォーグ》誌)、
イーディ・セジウィックという伝説の女性をご存知だろうか?
この1960年代アメリカンカルチャーのシンボル、
イーディの伝記映画、

『Factory Girl』 が

4月19日から公開されます。

まさに「女工哀史」的な波乱に満ちた、
たった28年の生涯(美人薄命!)を描いた作品だそうです。

映画に関しての詳細は
 ここ
なお、4月2日まで、ここで試写会の申し込みができます!


またイーディその人に関しては
『イーディ : '60年代のヒロイン 』
ジーン・スタイン、ジョージ・プリンプトン 著
青山南他訳
筑摩書房、1989年
(しかも3月末に復刻!)
を参考にしましょう。


さらに
この大著を翻訳するにあたっての青山先生の裏話やら
イーディ愛に関しては
『翻訳家という楽天家たち』、ちくま文庫、1998年
(この本は専修室にあります)
をめくれば
パラパラ漫画よろしく
イーディの名前が目に飛び込んで来るので
その伝説的な美貌がひしひしと伝わって来て
いやでも参考になります。


最後に、
専修室には
『Factory Girl』のかっちょいいパンフレットもあります。
ここにも青山先生による「イーディの衝撃」という一文が掲載されています。
気になる人はどうぞ。 
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# by waseda-bungei | 2008-03-30 16:19 | 映画

鈴木信一著『800字を書く力―小論文もエッセイもこれが基本!』

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2007年度、
狭山高校から派遣研究員として
盛田先生や堀江先生の授業で
ともにした学生もいるかと思いますが、
そんな鈴木先生の著書が文芸専修室に届きました。

『800字を書く力―小論文もエッセイもこれが基本!』
という本です。

先生の息遣いが聞こえてくる
懇切丁寧な解説がいいというのみならず、
起承転結を意識しすぎて書けない人、
自分にはセンスがないと思い込んで書けない人、
てゆか
センスって何?
感性なんてほんとにいるの?
国語に正解/不正解はないってほんと?
といった
国語を巡る
迷信じみた常識に疑問を感じたことのある人におすすめします。
さらに
「読む」ということに
ウェートを置いているところも
ナイス。ヴェリーナイス。
高校生から大学生まで
老いも若いも読んでためになる本だと思います。
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# by waseda-bungei | 2008-03-28 10:51 |

カラヤン生誕100年記念

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カラヤン生誕100年記念
サントリーホール
カラヤン フィルム フェスティヴァル


4月5日(土)〜4月11日(金)
於 サントリーホール

カラヤン生誕100年を記念して
カラヤン指揮の演奏を
コンサートホールの殿堂、
サントリーホール(小ホール)のスクリーンで
鑑賞しようという企画があります。
プッチーニの『蝶々夫人』、『ラ・ボエーム』(しかもフランコ・ゼフィレッリ監督)といったオペラから
フランスのヒッチコック、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督による
『運命』や『新世界』といった名曲まで
20世紀、最も絵になる指揮者による演奏が
大画面で見られるチャンス!

カラヤン・フィルム・フェスティヴァルHP

 
  
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# by waseda-bungei | 2008-03-23 03:32 | 映画

イタリア映画祭

 
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イタリア映画祭2008

5月1日(木)〜6日(火)

於 有楽町朝日ホール


ゴールデンウィーク恒例の
イタリア映画祭、
今年も
行なわれます。
今年は
オルミ、タヴィアーノ兄弟といった巨匠から
『副王家の血筋』や『カラヴァッジオ』といったスケールの大きな歴史物まで
日本未公開のものばかり11本と、
多彩なラインナップ。
短編映画も
ゴダールとも比較される
ジャン=マリ・ストローブ、ダニエル・ユイレのカップルの作品が出ています。
これはイタリアのテレビ局からの委嘱されたものだそうです。
また伝説の名画『8 1/2』のニュープリントの上映もみもの。
今年のゴールデンウィークはこれで決まり。

詳しくは
イタリア映画祭HP

ストローブ=ユイレに関しては
ストローブ=ユイレ

  
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# by waseda-bungei | 2008-03-23 02:23 | 映画

ザ・珍本ニュース

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「河童は我々人間が河童のことを
知つてゐるよりも遥かに人間のことを知つてゐます。
それは我々人間が河童を捕獲することよりもずつと
河童が人間を捕獲することが多い為でせう。
捕獲と云ふのは當らないまでも、
我々人間は僕の前にも度々河童の國へ來てゐるのです。
のみならず一生河童の國に住んでゐたものも多かつたのです。
なぜと言つて御覽なさい。
僕等は唯河童ではない、
人間であると云ふ特權の為に働かずに食つてゐられるのです。」

芥川龍之介『河童』より



というわけで
文芸専修に
奇妙な本が一冊届きました。
河童の国はどうやら芥川によるとあるようなのですが
実際、河童共和国から一冊、文芸専修室に届きました。

そのタイトルも

『河童尻子玉百図譜』

著者は

河童痴人


元人間、元日本人だったらしく
絵のみならず
日本語も俳諧味といっていいような味わいのある文章をお書きになっておられます。
内容は
尻子玉を求めて三千里とでも言いましょうか
織田信長やら徳川家康、石川五右衛門、小野小町といった歴史上の人物から
市井のひとびと、
果ては
動物まで
極上の尻子玉を
河童たちが求めて旅するものとなっております。
例えば
水面にたゆたうアヒルを
見上げて河童が
その尻子玉に思いをはせ
垂涎して


「アヒルかも白いかもよ」


と呟いたり、しています。


きっと河童共和国では
Qui Qui Quo Quo
などと河童語で書かれ
グルメ本として歓迎されていることでしょう。

いつでもこの本をお貸しできますので
興味のある人は
文芸専修室へ、どうぞ。



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# by waseda-bungei | 2008-03-18 15:48 |

トム・マシュラー来日講演会&シンポジウム



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13人のノーベル賞作家を世界に送り出した出版人
トム・マシュラー
講演会&シンポジウム


トム・マシュラー氏を迎え、
2回にわたりシンポジウムが行なわれます。


それぞれ

●3月18日(火)2時〜4時30分
於 新宿・紀伊国屋サザンシアター


[トム・マシュラー 出版の極意を語る]

第1部 トム・マシュラー氏 特別講演「出版と恋愛は似ている」2時〜2時30分
第2部 シンポ「21世紀の『世界文学』」2時45分〜4時30分

〈パネリスト〉
トム・マシュラー
高橋源一郎

(作家・明治学院大学教授)
若島正
(英米文学・京都大学大学院教授)

〈協力〉
晶文社

〈申し込み締め切り〉
3月14日



●3月20日(木・祝)2時〜4時30分
於 東京大学文学部法文2号館2階1大教室


[世界文学はこうしてつくられる]
—イギリスにおける文芸出版文化の現場から—

第1部 トム・マシュラー氏 特別講演「わたしが出会った作家たち」
2時〜2時45分
第2部 シンポ「世界文学はこうして作られる」3時〜4時30分

〈パネリスト〉
トム・マシュラー
ジェイ.ルービン

(村上春樹作品等の翻訳家)
柴田元幸
(英米文学・東京大学大学院教授)

〈総合司会〉
沼野充義
(ロシア、東欧文学・東京大学大学院教授)

〈共催〉
東京大学現代文芸論研究室

〈申し込み締め切り日〉
3月17日


世界文学の現在や
「売れる良書」はどのように作られのか?といった
話を伺えるチャンスです。
将来の職業のヒントになるかもしれません。
また
パネリストの先生方も
とっても豪華です。
先頃、
新しい世界文学全集も出版され話題になっています。
それだけにいっそう
タイムリーなシンポと言えるでしょう。
もちろん同時通訳付き、
しかも
入場無料。
ただ、予約制なので
詳しくは、主催者である
日本文学出版交流センターまで。
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# by waseda-bungei | 2008-03-06 19:06 | 講演会